特別編ー保健所実習の感想

特別編ー保健所実習の感想


行政に求めること

私は、今回保健所の業務を見学する機会に恵まれた。
保健所の業務は非常に多岐にわたり、その重要性を改めて見直した。
日本は今後高齢化社会を迎えるにあたって、高齢者のためのケアが当然必要になってくる。
また、核家族化が進んでくると家族にそのケアを望むことは困難になってくるし、
それは、障害を持つ人々に関しても同様のことが言えるようになってくる。
すなわち、これからは、家族ではない第3者による介護サービスの需要は
高まってくることは間違いないのである。
この役割を担っているのは間違いなく保健所なのである。
しかし、私はここの一つの疑問を感じる。
「果たして、保健所にしかできないことなのだろうか?」
私が出した答えはNOである。
民間の会社でも出来る違いないと思う。
これを保険などと組み合わせた形で、業務を行えば、
決して出来ないことではないはずである。
 くしくも現在は規制緩和が騒がれ、
不景気だといわれている。
もし、保健所の業務の地域介護の部分を民営化できたら、
その景気刺激効果は莫大なものになるであろう。
また、サービスの多様化も期待できるのである。
保健所では、そこまでのサービスの徹底は行えないであろう。。
国鉄や電電公社が民営化して、サービスが多様化したように、
地域の介護サービスなどにも同様のことを望むのである。
我々にとったら、お金を行政に払うか民間の保険会社などに払うか、
の差しかないので、どちらでもいいことである。
むしろ、公正な競争さえ行われれば、
サービスの向上が期待できるのである。
 これを望む理由は他にもある。
そのための環境整備が整ってきたことである。
PL法が制定され、企業はその商品に責任を負う義務がでてきた。
これを、介護サービスなどにも適用できれば、
正当でない問題のあるサービスは法律違反で告訴の対象となるのである。
その裁判制度に関しても、少額訴訟なるものが出来たと聞く。
あとは参審制度のような形で民主化が行われれば、
行政の力を借りずとも、我々は自ら、企業の行動を監視しうる環境が整うのである。
それは企業にとっても同様なことが言え、
行政の規制を受けずに自らを律して行動することが当然の社会になるはずである。
現在大蔵省の不祥事などが騒がれているが、
この問題の根本は金額の多少などの低レベルな問題ではなく、
行政は権限を持ちすぎていることにある。
しかし、私はこの体質がもっと末端にまで及んでいることを目の当たりにした。
それがもう一つ行政に規制緩和というより権限放棄を望む理由である。
 保健所の業務は、人へのサービスだけではない。
例えば、O-157の時のような食中毒などを初めとする衛生管理も業務である。
つまり食品工場などの査察も業務である。
それに同行する機会に恵まれたが、これは完全な予告査察である。
すなわち、査察の時だけ、仕様を変更することも可能なのである。
しかも、食品工場側は、お茶とケーキを出して、我々を「接待」してくれた。
しかも、帰りにはおみやげ付きである。大蔵省と何も変わらないではないか。
変わるのか金額の多少だけである。
この様な行政監視は全く意味がない。
公務員がおいしい思いをするだけである。
そんなことのために我々は税金を払うのではない。
この様な部分も上記のような方法で、我々が自ら監視して、
何か不正があったときは告訴して、
倒産するほどの賠償金を取ればいいのである。
行政に頼ってはいけない。

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